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受験する小学校を決める際に気を付けることは?


小学校について知る方法が分かったら、次は、お子様が受験する小学校を選ぶ際に特に気を付ける点をお伝えします。






教育理念の理解が非常に重要


小学校を選び際は、中学校受験や高校受験以上に受験する学校の教育理念の理解が大切です。特に私立小の場合、公立の小学校と異なり、学校ごとの教育理念の違いが大きいです。私立小は創立者がそれぞれの理想とする教育を実現するために設立されていることが多く、その理念が家庭の教育方針と一致していることが大切です。

例えば、慶應義塾幼稚舎であれば、福沢諭吉の教育についての考え方が教育方針、カリキュラムに反映されているため、受験を考える場合は福沢諭吉の書いた書物を読んでおくと良いでしょう。



中学校以降の進路についても長期的に考える

小学校に入学してからの進路も考えた上での受験をしましょう。

小学校の中には、高校まで進学でき、大学受験を目指す学校、大学までエスカレーター式に上がれる学校など、いくつかのタイプがあります。また、最近は多くの生徒が中学受験に進み、難関中学を目指すような小学校も人気です。

お子様をどういったルートで大学まで進学させるのかは、受験校を選ぶ際に家庭でもよく話し合うと良いでしょう。



共学か別学か

共学が良いのか男女別学が良いのかも家庭の教育方針を踏まえてよく検討しましょう。首都圏では男子校は2校しかありませんが、女子校は10校以上あり、伝統のある学校も多いです。別学に通わせることはメリットとデメリットがそれぞれありますので、よく検討した上で受験しましょう。

また、小学校のうちは共学で、中学校以降で別学を目指すという考え方もあると思います。



家からどうやって通うのか

家から小学校までどうやって通うのか、ルートと時間の確認はしましょう。少なくとも小学校の6年間は同じ場所に通い続けることになるため、あまりにアクセスの悪い学校はお子様の負担になります。また、国立小は通学範囲を制限しており、公共交通機関を使っての通学が原則です。私立小は学校によって、駅からスクールバスを出しているところもあります。



学費はどのくらいかかるのか

国立小と私立小では学費は大きく異なります。国立小に通う場合、入学金や授業料などはかかりません。給食費や教材費などは公立の小学校よりも少し高いところが多いです。

対して、私立小は入学金だけで数十万円かかり、授業料や学校納付金も高額なため、年間100万円以上の費用がかかる学校が多いです。私立小を受ける場合は家庭にかなり金銭的な余裕のあることが条件となります。



複数の学校の受験も

小学校受験は偏差値がはっきり出にくく、お子様と当日の試験の相性などで結果が変わってきます。特に東京や神奈川など小学校の選択肢が多い地域に住んでいる方は、複数の学校を受ける家庭が多いです。また、私立小と国立小の併願受験をする家庭もあります。地元の公立小にお子様を通わせることに抵抗がある方や、より良い教育を早い時期からお子様に与えたいと考える家庭は、複数の学校を受けることも検討しましょう。

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